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minikoののほほん生活♪

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子宮筋腫

子宮の筋層の中にできた筋腫の芽が女性ホルモンの影響で大きくなって
できた良性の腫瘍で、ガンではありません。
筋腫ができる部位によって・・・
 ・奬膜(しょうまく)下筋腫
   筋腫が子宮の外側(腹膣内)に向かってできたもの。
   無症状のことも多いが、大きくなってくると膀胱を圧迫して頻尿に
   なったり、腰痛を起こしたりすることがあります。

 ・筋層内筋腫
   筋腫が子宮の筋層(壁)の中で発育したもの。
   筋腫の中では最も多くの人にできる、発生頻度の高い種類です。

 ・粘膜下筋腫
   筋腫が子宮の粘膜にでき、内側に向かって発育したもの。
   発生頻度は少ないですが、小さくても過多月経・過長月経・貧血・
   生理痛・不正出血など一番辛い症状が出やすい種類です。
   
の3つに分けられます。

症状として
 ・性器出血、過多月経(粘膜下筋腫に多い)
 ・月経困難、貧血(鉄欠乏性、慢性)
 ・圧迫症状(筋腫の肥大化に伴う周囲の臓器への圧迫から起きる)
  排尿障害、便秘(時には下痢)、腰痛などの症状
 ・不妊、流早産
 
 上記に当てはまる気になる症状がある場合は、婦人科を早めに受診する
 ことをお薦めします。

診断は
 ・問診
 ・内診
 ・視診・触診
 ・経膣超音波
 ・MRI(CT)など

治療の方法は
良性の腫瘍なので、症状がとくになければ「経過観察」という場合もあり
ます。
症状がある場合や、悪性腫瘍のある場合には治療が必要です。
 ・鎮痛剤、貧血治療薬(鉄剤)など
 ・リュ-プリンなどのホルモン剤使用
  (女性ホルモンの分泌を押さえて(生理を止めて)筋腫を小さくする)
 ・手術(筋腫だけとる方法と子宮をとる方法があります)

それぞれの治療方法は、治療するご本人の筋腫の状態によって向き、不向
きがあります。
手術は、開腹して行う方法と膣から行う方法があります。
状態や、筋腫の大きさによって(手術は)どちらかを選択します。
お医者さんと相談の上で治療方法を決めて下さい。

ただし、手術の場合はご自身(とご家族)が納得のいくまで質問をして、
よく理解をしてから手術を受けて下さい。
どうしても納得ができないようであれば、セカンドオピニオンもひとつの
方法ですが、たくさんの医療機関をまわり過ぎ、筋腫をそのままにしてお
くのも危険です。
後悔しないよう、納得いくまで充分にお医者さんと話し合いをして下さい。



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